自動売買をはじめたかた(すでにはじめているかた)は、稼働すれば必ずこの壁に当たると思います。
自宅(自前)PC で24時間 稼働させるか or VPS を導入し別で稼働させるか
ということで、こちらの記事ではFX の自動システム稼働をさせるための VPS(Windows)サーバーの構築手順を解説していきたいと思います。
※FX の自動システム以外にも、24 時間フォロー自動化ツールの活用など、自宅PC稼働よりも月々の電気代が安くなりますし、PC寿命も縮めてしまうため、VPSを利用してのツール稼働をおすすめしています。
さらに詳しく
VPSについてのメリット・デメリットを解説
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VPSとは?
バーチャル・プライベート・サーバ = 仮想専用サーバー
⇨ 一台の物理的なサーバコンピュータ上で仮想的なサーバコンピュータを何台も起動する技術によってつくられた仮想的なサーバコンピュータ。
つまり、通常のサーバーとは異なり、それぞれの契約ごとに OS を使えるため、ゲスト OS として Windows OS を起動し、その上で MT4 と EA を稼働させることができます。
やっぱり、比べるとVPSのほうが良い
FXの自動売買システムは、一度稼動を始めると24時間稼動・監視をし続けてくれますので、非常に便利なツールです。しかし、システムを24時間稼動させるということは、24 時間パソコンの電源をいれたまま、常に立ち上げておかなければなりません。
つまり、24 時間 PC を稼動させ続けるということは、マシンの消耗を早めることにつながるため、特にハイスペックPCなど、本来のパフォーマンスを発揮させられず、寿命が早く訪れてしまいます。
電気代が思ったよりかかる
上記のようにPCの消耗が早まるだけではなく、仮に1ヶ月 PC を起動させたままの場合、電気代が非常に高くついてしまいます。
仮に100W使用するデスクトップ PC + 25W のモニターを 24 時間稼動した場合、どのくらい電気代がかかるのでしょう?
毎日 約81円
デスクトップ 100W + ディスプレイ 25W X 24 時間 の場合、1 日に約 81 円の電気代がかかってしまいます。
毎月 約2,430円
デスクトップ 100W + ディスプレイ 25W X 24 時間 の場合、月々 2,430 円の電気代がかかってしまいます。
毎年 約29,565円
デスクトップ 100W + ディスプレイ 25W X 24 時間 の場合、毎年29,565 円の電気代がかかってしまいます。
自動EAの収入から、電気代は捻出できるにしても、パソコンの消耗はできれば避けたほうが得策です。
さらにこんなデメリット
自宅 PC で稼働して Wi-fi 経由でインターネット接続している場合、回線が不安定になったり、電波干渉をうけたりする場合もあります。そんな時に FX 自動システムの注文が発注されてしまうと、発注タイミングで売買が執行されずに思わぬ損失を被ってしまう場合もあります。
そのような事態を回避すべく、VPS というサービスがホスティングサーバ事業者により提供されています。 VPS という仮想サーバを利用し、会社が常に管理している環境下でシステムを稼動させるのがおすすめです。
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ではどの業者が良いのか?
EA稼働をメインに考えるのであれば、必須条件は、Windows OS と メモリ 1GB程度が良いと思われます。
あとは、価格やスペックなど、色々な比較対象がありますので、ここでは一例を挙げたいと思います。
ABLENET 公式サイト:https://www.ablenet.jp/
お名前ドットコム 公式サイト:https://cart.onamae.com/server/order/dcmt4
さくらインターネット 公式サイト:https://vps.sakura.ad.jp/windows/
ちなみにわたしはお名前ドットコムのデスクトップクラウド for MT4 を契約しました。(1.5GB)
↓ご契約はこちらから↓
※他にも、比較サイトがたくさんありますので、【VPS 比較】等で検索してみるのも良いですね。